みんなではじめるSDGs

SDGs:Sustainable Development Goals

Vol.10 SDGsへの理解を深め、みんなでつくる環境学習

今回は名古屋市環境学習センター「エコパルなごや」の西さんに
環境学習とSDGs学習の取り組みについてお話を伺いました。


名古屋市環境学習センター「エコパルなごや」
西 裕史氏

ごみ減量からSDGs
ーエコパルなごやについて教えてください。
 当施設は1995年に開館した名古屋市環境局直営の施設で、昨年30周年を迎えました。年間利用者数は約3万3千人で、小学生を中心に、展示やバーチャルスタジオでの映像プログラム、工作体験などを通じて環境問題について学べる場所を提供しています。
ー名古屋のごみ減量の歴史について教えてください。
 1999年、藤前干潟をごみの埋立処分場にする計画を中止し、「ごみ非常事態宣言」の発表により、徹底した分別・リサイクルに取り組んだ結果、年間100万トンに迫るごみを2年間で20万トン減らすことに成功しました。
ーSDGsへの取り組みはいつ頃から始まりましたか。
 2019年に名古屋市がSDGs未来都市に選定されたことを契機にSDGsの取り組みが加速しました。当施設では環境問題を学ぶ中で自然にSDGsとのつながりを感じ取れる説明を心がけています。

展示室を見学する子どもたち

2030年に向けて
ー具体的にはどのような活動を展開されていますか。
 2020年度から出前授業を開始し、現在も施設学習と両輪で継続しています。また、市民ボランティアによる「環境サポーター制度」の出前講座では、園や学校近くの公園での生き物観察から演劇を通じた環境学習まで多様なプログラムも展開しています。企業のCSR活動と連携したプログラムは20種類以上あり、こちらも好評です。「なごや環境大学」ではSDGs普及啓発教育プログラムを実施し、学生と社会人の協働によるプログラム制作や単位互換制度を設け、修了者を「SDGsアソシエイト」として認定する取り組みも行っています。認定者は継続的にSDGsにかかる講座企画やイベント等の運営を行ってもらう仕組みです。
ー今後の展望について聞かせてください。
 市民に向けた調査によると「環境問題について学んでいる市民の割合」は約80%となっており、100%の目標達成に向けて様々な取り組みを進めております。小・中学校のタブレットに「なごやSDGs街」というウェブサイトを導入するなど、子どもたちへの浸透も図っています。環境問題は次の世代に影響が出るからこそ、未来を支える子ども・若者を中心としながらも、名古屋市内に住む・働くすべての人と一緒に考え、行動していきたいと思っています。

イメージ

なごや環境大学での取り組み

イメージ

楽しく学べる出前講座

特別ワークショップ「カーボンニュートラル★キッズラボ」
2月7日(土)14日(土)開催
▶︎詳しくはこちら